圖書標籤: 日本史  政治哲學  思想史  布朗肖   

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半分以上は訳者の注解とあとがきからなっている。ブランショの論考自體をさておき、訳者の紹介がやや不足を感じさせているのは、なによりバタイユにこだわる一方で、本書の齣発點とでもいうべきナンシーの著作にもっと焦點を絞ったほうがいいということであろう。さらに、第二部分のテーマとして掲げられている「戀人の共同體」という、ブランショがデュラスのレッシから発掘した「明らかしえぬ共同體」の例について、ブランショの言う共同體とナンシーの言う共同體との差異をも「明らかに」解明してほしい。

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