具體描述
今太閤と稱賛されながらも、「金権政治の権化」の烙印を押され、
ロッキード事件で転落していった田中角栄。
「田中は米國の意嚮に逆らったため、この事件を仕掛けられた……」、
40年以上の時を経てもなお根強く語られる「ロッキード事件米國陰謀説」。
果たして田中は、本當に米國の策略で失腳させられたのか?
公開された米國の外交機密文書を粘り強く紐解き、関係者の証言を引き齣し、
陰謀説の最大の根拠のひとつとされる、
不正調査を行っていた上院委員會への「資料誤配」がなぜ起こったのかを始め、
戦後最大の疑獄事件の真相に迫る。
著者簡介
第一章 キッシンジャーとの秘密會談
第二章 角栄・最後の栄華
第三章 転落の始まり
第四章 さまざまな陰謀説
第五章 ディーク社の闇
第六章 陰謀説はこうして生まれた
第七章 策略という名の外交
第八章 第二のロッキード事件
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