川村裕子(カワムラユウコ)
1956年、東京生まれ。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。活水女子大学助教授を経て、新潟産業大学教授。古典の普及に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
王朝に生きた人々は、私たちとは比べものにならないくらい多くの手紙を綴っていた。紙や文字に細心の配慮をし、内容にふさわしい植物の枝に付けて文を送るような工夫も凝らす。心待ちにしている返事がなかなか届かなければ不安にかられ、素早く返信をもらえば幸福感に包まれる。一方、途中で盗み読まれたり、間違った相手に届くといった危険も多く、それを防ぐ手立ても必要とされた。王朝人にとっての手紙の意味を『蜻蛉日記』『源氏物語』など古典の名作から探る。
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