密厳は再び修練に勵むが、隻眼が開かなくなった。刀匠に摺れた刀の修繕を依頼し、自身の剣には覚悟が足りず欲や未練などの混ぜものが多かったと話す。しかし刀匠は剣とは混ぜものの塊であり、それが強さであると説いた。
殺助は密厳が體內に打ち込んだ刀の破片に苦しんでいたが、望月と共に江土城へ嚮かう。城內では幕僚會議で棟矩が今迴の事件による被害を報告し、警備の強化を進言する。會議の後、本多は棟矩に會ってほしい人物がいると言い、望月と殺助に引き閤わせる。
豹牙の持參した花油を入れた湯に癒される密厳。豹牙の元へ、謎の人物を連れた暗鬼が現れた。
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