具体描述
昭和二十一年三月十七日。乙文明は九州大分の沖合に浮かぶ満月島を目指して船中にあった。鬼角島の異名を持つこの孤島には、戦友神坂将吾がいる。明日は若き網元の当主たる将吾の祝言なのだ。輿入れするのは寺の住職三科光善の養女優子。祝言は午後七時に始まり、午前一時から山頂に建つ寺で浄めの儀式があるという。翌朝早く、神坂家に急を告げる和尚。駆けつけた乙文が境内の祈祷所で見たものは、惨たらしく朱に染まった花嫁花婿の姿であった…。—この事件に挑むのは、大分県警察部の兵堂善次郎警部補、そして名探偵藤枝孝之助。藤枝が指摘する驚愕のからくりとは？続発する怪死、更には十九年前の失踪事件をも包含する真相が暴かれるとき、満月島は震撼する。
第十四回鮎川哲也賞受賞作。横溝正史作品のような空気感を持つ本格推理小説。選考会では、著者がまだ十九歳という若さであることが高く評価された。
作者简介
神津慶次朗（1984年 - ）
日本の推理作家。大阪市生まれ。2004年、『鬼に捧げる夜想曲』で東京創元社主催の第14回鮎川哲也賞を受賞しデビューした。
目录信息
读后感
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用户评价
http://lockedroom.net/blog/?p=1836 伪解答诡计精彩绝伦，真解答堕入人物关系网和动机挖掘，反倒不那么惊艳。整体作品稍显套路化，但气氛一流，人物可怜，宛如横沟再生，鮎川哲也赏实至名归。可惜作者一生一发，再无后续。推荐。
评分當年這和《密室鎮魂歌》一起拿的獎。要我說就應該得獎作從缺就完了。。。。 這書唯一的可取之處就是偽解答還有那麼一點點意思。
评分當年這和《密室鎮魂歌》一起拿的獎。要我說就應該得獎作從缺就完了。。。。 這書唯一的可取之處就是偽解答還有那麼一點點意思。
评分當年這和《密室鎮魂歌》一起拿的獎。要我說就應該得獎作從缺就完了。。。。 這書唯一的可取之處就是偽解答還有那麼一點點意思。
评分伪解答挺有趣，真解答就太横沟正史。整本书的构思逻辑是照着横沟正史去的，可是就像评委笠井洁点评一样，本书缺乏“巧”，干巴巴的复刻了一出横沟剧，没有在老树上开出新花。280多页有80页在解明真相，气氛营造在真相解明去前还非常不错，可是最后80页虽然说了爆点可是还是让人感觉又长又水。哦，跟漫威电影一样，本书最后几页有彩蛋，哈哈哈。。。。
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