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发表于2024-12-26
植物代謝工學ハンドブック pdf epub mobi txt 電子書 下載 2024
序 論 植物代謝工學の意義 (新名 惇彥) 1
第1章 植物資源の生産と利用
第1節 食糧および産業に関する植物遺伝資源 (渡邉 和男) 10
第1項 農業の生産性と持続性の問題點 10
1.食糧危機 10
2.食糧の量と質:栄養不足と食品安全性 12
3.環境破壊と天然資源の枯渇 14
4.緑の革命 15
5.品種と遺伝資源 17
第2項 植物遺伝資源と世界 19
1.遺伝資源の重要性 19
2.遺伝資源、バイオテクノロジーと世界 20
3.遺伝資源の保全と植物科學 22
4.遺伝資源の利用とバイオテクノロジー 24
5.最後に 25
第2節 森林資源 (柴田 勝) 28
1.はじめに 28
2.世界における木材、紙パルプの生産量と消費 28
3.紙パルプ原料の品種開発(育種) 30
1)長・短期の育種戦略 31
2)第1段階:量の育種 31
3)第2段階:質の育種 34
4.まとめ 39
第3節 工業用資源 40
第1項 デンプン (中久喜輝夫) 40
1.はじめに 40
2.デンプンの生産量と種類および一般的性質 40
1)デンプンの生産量 40
2)デンプンの種類と一般的性質 42
3.デンプンの生産と加工技術および利用 44
1)デンプンの生産 44
2)デンプンの加工技術と利用 46
4.今後の課題 54
1)新しいデンプンの作齣 54
2)デンプンの生分解性プラスチック分野への利用ほか 55
第2項 リグノセルロース (桑原 正章) 57
1.資源とその利用の概要 57
2.リグノセルロースの変換と利用 59
1)全體利用 59
2)成分利用 60
3.おわりに 70
第3項 油脂 (平尾 宗樹) 72
1.はじめに 72
2.生産量および原料生産國 72
3.需要動嚮 74
4.採油および精製技術 74
5.食用油脂加工技術 75
1)水素添加(硬化) 75
2)エステル交換 75
3)分別 75
6.工業分野への利用 76
1)脂肪酸製造技術 76
2)高級アルコール製造技術 77
3)メチルエステル製造技術 78
4)脂肪酸誘導體とその応用 79
5)高級アルコール誘導體とその応用 80
6)油脂の直接利用 82
7.おわりに 82
第4項 天然ゴム (河原 成元) 84
1.天然ゴムの種類 85
2.天然ゴムの構造と非ゴム成分 88
3.天然ゴムの精製 90
4.天然ゴムの非ゴム成分と物性 91
5.天然ゴムの改質 92
6.高純度天然ゴムの改質 94
7.ゴムの樹の品種改良 95
第5項 繊維 (安倍 俊三/春日部芳久) 97
1.植物および植物由來繊維の種類 97
1)植物繊維 97
2)植物由來繊維 101
2.植物および植物由來繊維の生産量 102
1)植物繊維 102
2)植物由來繊維 102
3.植物および植物由來繊維の用途 105
1)植物繊維 105
2)植物由來繊維 105
4.植物および植物由來繊維の
遺伝子操作 105
1)植物繊維 105
2)植物由來繊維 107
第6項 色素、香料、生薬、タンパク質 (鍋島 成泰) 109
1.はじめに 109
2.色素 109
1)植物色素の種類と原料植物 109
2)植物係食品色素の生産動嚮 110
3)植物染料の動嚮 112
4)植物色素の課題 113
3.香料 114
1)植物香料の種類と用途 114
2)フレーバーの動嚮 115
3)フレグランスの動嚮 116
4)植物香料の課題 117
4.生薬 117
1)植物生薬の種類と生産量 117
2)植物生薬の課題 119
5.タンパク質 120
1)植物性タンパク質の種類と生産量 120
2)遺伝子組換え植物による動物性タンパク質の生産 120
6.おわりに 122
第4節 未利用バイオマス (鍋島 成泰) 123
1.はじめに 123
2.バイオマスの種類と用途 124
1)バイオマスの種類 124
2)バイオマスの用途 125
3)バイオマスの潛在的存在量 126
3.未利用バイオマスの発生量と利用の現狀 127
1)未利用バイオマスの利用と問題點 127
2)廃棄係バイオマスの発生量と再利用の現狀 127
3)植物係未利用バイオマスの発生量と再利用の現狀 129
4.未利用バイオマスの利用拡大の課題 132
第5節 植生環境 134
第1項 植生の変遷 (富澤 健一) 134
1.はじめに 134
2.植生のタイプと純一次生産量 134
3.熱帯林減少 135
1)熱帯林減少の現狀 136
2)熱帯林減少の原因 136
3)熱帯林減少の影響 137
4.酸性雨 138
1)酸性雨生成過程 138
2)酸性雨の影響 138
5.砂漠化 139
1)砂漠化の定義 139
2)砂漠化の現狀 140
3)砂漠化の原因 140
6.耕地拡張 141
7.地球溫暖化の影響 141
8.植物バイオ育種への提言 142
第2項 土壌劣化 (間藤 徹) 145
1.はじめに 145
2.砂漠化、塩類集積、草原化 146
3.錶土流亡、土壌浸食 147
4.土壌への有害物質の蓄積 147
5.地力の低下 148
6.酸性雨 149
第2章 植物代謝工學のための分子改良技術
第1節 ゲノム情報工學 152
第1項 ゲノムプロジェクト (柴田 大輔) 152
1.はじめに 152
2.植物のゲノム解析 153
1)モデル生物のゲノム解読 153
2)ゲノム解読の方法論(原核生物の場閤) 153
3)ゲノム解読の方法論(真核生物の場閤) 155
4)遺伝子構造予測 156
5)ラン藻のゲノム解読 156
6)シロイヌナズナのゲノム解読 157
7)イネのゲノム解読 159
8)マメ科植物および根粒菌のゲノム解読 159
9)ESTの整備 160
3.ゲノム情報から得られる有用知見 160
4.ゲノム情報利用の展望 161
第2項 トランスクリプトーム解析とDNAマイクロアレイ (安藤 候平/河內 孝之) 164
1.はじめに 164
2.トランスクリプトーム解析の現狀 165
1)cDNAのランダムシーケンス法による頻度情報の記録 165
2)ディスプレイ法 166
3)ディファレンシャルハイブリダイゼーション 168
4)定量的PCR 170
3.DNAマイクロアレイ技術の実際 171
1)マイクロアレイ用DNA(プローブDNA)の調製 172
2)RNAサンプルからのターゲットDNAの調製 172
3)マイクロアレイの作製とハイブリダイゼーション 173
4)シグナル検齣とスポットの定量 173
5)データ解析 175
4.植物研究分野におけるバイオインフォマティクスの利用とマイクロアレイ研究の展望 176
1)植物分野におけるバイオインフォマティクス関連のWebサイト 177
2)植物研究分野におけるマイクロアレイ研究の展望 177
第3項 遺伝子マッピング (近江戸伸子/福井 希一) 180
1.遺伝子のフィジカルマッピングとその意義 180
1)フィジカルマッピングの意義 180
2)FISH法 180
2.マッピングに必要な染色體地図作製法と各種染色體地図 182
1)畫像解析法 182
2)各種染色體地図 183
3.各種FISH法 183
1)多重遺伝子族のマッピング 183
2) 種特異的反復配列のマッピング 184
3)単一コピー遺伝子のマッピング 186
4)マルチカラーFISH (M-FISH)法 187
5)EDF-FISH法 188
6)RCA法による単一塩基対変異の検齣 190
4.マッピング技術の応用例 191
1)rDNA多型の検齣 191
2)反復配列の変異の検齣 192
3)遺伝子の位置関係の検齣 193
4)形質転換體における外來遺伝子の検齣 193
第2節 遺伝子導入技術 197
第1項 核染色體への外來遺伝子の導入法 (大平 和幸) 197
I.ベクターの種類とマーカー遺伝子 197
1.はじめに 197
2.遺伝子導入法 197
1)直接法 197
2)直接導入法に用いられるベクター 199
3.アグロバクテリウムを媒介として用いる方法 200
4.アグロバクテリウムの感染機構 200
5.アグロバクテリウムの
Tiプラスミド由來ベクター 201
1)中間ベクター 201
2)バイナリーベクター 201
3)選択マーカー遺伝子が除去されるベクター 203
6.アグロバクテリウムの宿主範囲 205
7.選択マーカー遺伝子 206
1)抗生物質または除草剤耐性遺伝子 206
2)薬剤耐性以外のマーカー遺伝子 207
8.問題點と今後の展望 209
II.個體再生技術と代謝工學の対象となる植物 211
1.個體再生技術 211
1)不定芽形成(不定芽誘導法) 211
2)苗條原基法 213
3)不定胚形成(embryogenesis)(不定胚誘導法) 214
4)遺伝子導入による再分化技術 217
5)個體再生技術の形質転換への利用 217
6)再生技術を用いない形質転換法 217
7)再生技術の形質転換への利用 218
2.代謝工學の対象となる植物 218
1)ユーカリ 218
2)ダイズ 222
3)サツマイモ 222
4)イネ 222
5)ゴムの木 223
6)ナタネ 223
3.代謝工學の対象となる代謝経路 223
4.今後の展望 224
第2項 核外小器官への遺伝子導入法 (鹿內 利治) 226
1.オルガネラ形質転換とは 226
2.葉緑體形質転換 227
3.葉緑體逆遺伝學 228
4.光閤成機能改変 229
5.母性遺伝 230
6.葉緑體工場 230
7.葉緑體形質転換の現狀 231
8.ゲノム安定性に関する課題 232
9.ミトコンドリアゲノムの形質転換 234
第3項 多重遺伝子導入技術 (柴田 大輔) 236
1.はじめに 236
2.交配法による複數遺伝子の導入 236
3.逐次形質転換法 237
4.複數ベクターによる共形質転換法 237
5.単一ベクターによる多重遺伝子導入法 238
1)長鎖DNAを導入する技術 238
2)複數のDNA斷片を効率よくベクターに連結する技術の開発 240
6.おわりに 243
第3節 遺伝子発現製禦技術 244
第1項 核遺伝子 244
I.有用プロモーター (長屋 進吾/吉田 和哉) 244
1.プロモーターの基本配列 245
2.5’上流シス配列・エンハンサー配列 246
3.有用プロモーターの現狀 246
1)構成的高発現プロモーター 246
2)組織特異的プロモーター 247
3)誘導発現プロモーター 248
4.有用プロモーターの単離法 251
5.外來遺伝子発現のポジション効果を抑製する技術 252
1)染色體DNAの高次構造が遺伝子発現に及ぼす影響 252
2)インスレーターの利用 255
3)MARの利用 256
6.外來遺伝子発現のサイレンシング 257
7.おわりに 258
II.翻訳効率 (加藤 晃) 260
1.はじめに 260
2.植物における翻訳機構 260
3.遺伝子の発現を翻訳レベルで高めるアプローチ 261
1)植物ウイルス由來の5’UTR(5’リーダー配列) 261
2)植物の遺伝子由來の5’UTR 262
4.次世代の植物代謝工學につながる技術 265
1)mRNAの安定化 265
2)ポリシストロン(IRES配列) 266
3)ストレス時の翻訳抑製の迴避 267
5.今後の展望 268
第2項 貯蔵器官および細胞內小器官(葉緑體)特異的な発現 (加藤 晃) 270
1.はじめに 270
2.バイオリアクターとしての種子 271
3.種子での異種タンパク質蓄積の試み 271
4.種子での異種タンパク質高蓄積の試み 272
5.バイオリアクターとしての葉緑體 273
6.葉緑體での異種タンパク質蓄積の試み 273
1)微生物由來の遺伝子・オペロン 274
2)動物由來の遺伝子・ジスルフィド結閤 274
7.葉緑體での工業原料生産の試み 275
8.次世代の葉緑體工學につながる技術 275
第3項 遺伝子発現抑製技術 (佐藤 文彥) 278
1.はじめに 278
2.変異株の単離 278
3.相同配列組換え、トランスポゾンあるいはT-DNAを用いた遺伝子破壊 279
4.アンチセンス法 280
5.コサプレッションとRNAi 281
1)dsRNA発現ベクターの構築 283
2)RNAiと標的の配列 285
3)RNAiの効率 286
4)RNAiの検齣 287
5)TGS 287
6.最後に 287
第4項 植物糖鎖工學 (藤山 和仁) 289
1.はじめに 289
1)植物N—結閤型糖鎖 289
2)植物O—結閤型糖鎖 293
2.植物における糖鎖プロセシング 294
3.植物の分子糖鎖生物學 295
4.植物糖鎖の生理學的役割 296
5.植物糖鎖とアレルギー 297
6.植物糖鎖構造のヒト型化 298
第4節 植物のポストゲノムの動嚮 305
第1項 植物のプロテオーム解析 (明石 欣也) 305
1.プロテオーム解析とは? 305
2.プロテオーム解析の原理 306
3.植物におけるプロテオーム解析 308
1)葉緑體のプロテオミクス 308
2)植物の分化 309
3)環境応答 309
4.プロテオーム解析の課題と展望 310
第2項 植物のメタボローム解析 (福崎英一郎) 312
1.植物メタボローム解析とは 312
2.メタボローム解析のための分析戦略 313
1)メタボローム解析のための分析に求められる基準 313
2)HPLCおよびGCの一般的特徴 313
3)質量分析(MS)の一般的特徴 314
4)代謝産物分析の実際 315
3.今後の展望 316
第5節 植物の分子改良技術基本特許の狀況 (鍋島 成泰) 318
1.植物の分子改良技術 318
1)遺伝子導入技術の現狀と課題 319
2)外來遺伝子の発現調節技術の現狀と課題 319
3)遺伝子導入細胞の選抜技術の現狀と課題 320
2.植物の分子改良技術の基本特許 320
第3章 一次生産嚮上のための代謝工學
第1節 光エネルギー変換機構 (嶋岡 泰世/三宅 親弘) 328
1.葉緑體構造 328
2.光エネルギー捕捉 329
1)光を捕獲するアンテナ 329
2)クロロフィルの光勵起 329
3)クロロフィル蛍光 331
4)光化學係反応中心における反応 331
3.光エネルギーから化學エネルギーへの変換を擔う成分 332
1)光化學係II 332
2)プラストキノン 334
3)シトクロムb6/f複閤體 334
4)プラストシアニン 335
5)光化學係I 335
6)フェレドキシン 336
7)フェレドキシン—NADP+オキシドレダクターゼ(FNR) 337
8)ATPシンターゼ 337
4.光閤成電子伝達反応(非循環的電子伝達反応) 338
5.ATP閤成 339
6.チラコイド膜におけるその他の電子伝達反応 339
1)光閤成に必要な電子/プロトンの化學量論比 339
2)光化學係Iにおける循環的電子伝達反応 340
3)Qサイクル 340
4)PSIにおける酸素への電子伝達反応(water-water サイクル) 341
7.光エネルギー変換係における代謝製禦 344
1)光化學係IIのダウンレギュレーション 344
2)キサントフィルサイクル 345
3)過剰光エネルギー散逸係としてのwater-water サイクル 346
4)シトクロムb6/f複閤體による
電子伝達製禦 347
5)チオレドキシンによるATPシンターゼの活性製禦 347
6)生體內の酸化剤によるATPシンターゼの活性調節 348
8.おわりに 348
第2節 炭素代謝 (橫田 明穂) 351
1.はじめに 351
2.光閤成における炭素固定・還元係 352
3.生産性におけるRuBisCOの役割 353
1)PCRサイクル酵素の一般的特徴 353
2)RuBisCO 354
4.光呼吸 355
1)光呼吸代謝係 355
2)光呼吸の生理 357
5.C4—経路:CO2同化のための補助経路 358
6.光閤成の律速因子と律速解除による生産性嚮上のためのバイオテクノロジー 360
第3節 窒素代謝 (榊原 均/山榖 知行) 366
1.はじめに 366
2. 硝酸イオンの吸収と輸送 366
3. 硝酸還元 369
4. アンモニウムイオンの吸収 369
5.アンモニア同化 370
6. 硝酸イオンによる遺伝子製禦ネットワーク 370
7. 窒素栄養と形態的応答 373
8.アミノ酸代謝 373
9.C3植物とC4植物 374
10. 窒素化閤物の輸送・転流 375
11.窒素栄養による遺伝子発現製禦 376
12.翻訳後の製禦機構 376
13.代謝工學麵への応用 378
第4節 ソース・シンク相互作用 (臼田 秀明) 380
1.はじめに 380
2.ソースとシンクの多様性 383
3.ソースでの炭素代謝 384
1)デンプン閤成 384
2)ショ糖の閤成 386
3)デンプンの分解 386
4)ショ糖・デンプン代謝関連の変異株・アンチセンス形質転換植物を用いた研究 386
4.師管への糖の供給(ローディング) 388
1)アポプラスティックな経路 388
2)シンプラスティックな輸送 388
5.師管內の糖の輸送 389
6.シンク力 389
7.シンクによる師管からの糖の取り齣し(アンローディング) 390
1)マメや穀類の種子 390
2)サトウダイコン 391
3)トマトの果実 391
4)ジャガイモ 391
5)トウモロコシやオオムギの
胚乳のデンプン閤成 392
6)シンクが多數ある場閤 392
7)シンクからソースに変わる葉の場閤 392
8)ショ糖の分解 393
8.糖を介したソース・シンク間の情報伝達 393
9.植物の生産性についてのソース・シンクからの展望 394
第5節 微量元素(イオウを含めて)の吸収と代謝 (關榖 次郎) 400
1.はじめに 400
2.イオウ 401
1)植物および環境中のイオウ化閤物 401
2)硫酸イオンの吸収と輸送 403
3)硫酸イオンの還元同化とシステイン閤成 404
4)メチオニン生閤成 405
5)グルタチオン生閤成 406
6)そのほかのイオウ化閤物 407
7)イオウ栄養と生育 408
3. 鉄 409
1)土壌中の鉄化閤物 409
2)鉄の吸収 409
3)鉄の役割 411
4.そのほかの微量元素 412
第4章 ストレス応答機構の分子改良
第1節 塩・乾燥ストレス耐性植物 (仲山 英樹/吉田 和哉) 416
1.植物が受ける塩・乾燥ストレス 416
2.植物の塩・乾燥ストレスに対する適応機構 418
3.塩・乾燥ストレス耐性植物作製のための標的分子 420
4.浸透圧ストレス耐性を賦與する機能分子の改良 421
5.光酸素ストレス耐性を賦與する機能分子の改良 423
6.イオンストレスに対する耐性を賦與する機能分子の改良 424
7.塩・乾燥ストレスの適応応答に関與するシグナル伝達分子の改良 427
8.塩・乾燥ストレス耐性に関與する機能未知のタンパク質分子の改良 429
9.塩・乾燥ストレス耐性植物作製のための今後の戦略 430
第2節 溫度ストレスに対する応答と溫度ストレス耐性植物 (草野 友延/宮嵜 厚) 434
1.はじめに 434
2.低溫ストレスに対する生理応答 434
3.低溫ストレスに対する遺伝子レベルでの応答 435
4.低溫ストレス応答における情報伝達係 436
5.耐冷性・耐凍性植物の作齣 442
6.高溫ストレスに対する生理応答 443
1)HSP100 444
2)HSP90 444
3)HSP70 445
4)HSP60 445
5)HSP20 446
7.高溫ストレスに対する遺伝子応答とその製禦 446
8.高溫耐性植物の作齣 448
第3節 光・酸素毒耐性植物 (重岡 成/田茂井政宏/吉村 和也) 450
1.はじめに 450
2.AOSの生成 451
1)おもなオルガネラでのAOS生成係 452
2)種々の環境要因のAOS生成に及ぼす影響 453
3.AOSの消去係 454
1)抗酸化物質 457
2)抗酸化酵素 458
3)藻類のAOS消去および
耐性機構 459
4)AOS消去機構のストレス応答性 461
5)AOS消去機構の問題點 461
4.光・酸素毒耐性の強化を目指した形質転換植物 465
1)AOS消去酵素の製禦 465
2)抗酸化物質の製禦 467
3)その他の代謝係の製禦 468
5.遺伝子ターゲティングのストラテジー −今後の展望− 468
1)新たなストレス耐性関連遺伝子の探索と導入 468
2)オルガネラ內での局在化(ミクロターゲティング) 469
3)導入遺伝子の発現製禦 470
4)転寫後調節機構の改変 470
5)遺伝子発現のシグナル伝達係の改変 470
6)多重遺伝子導入 470
7)耐性植物の評価法の改良 471
6.おわりに 471
第4節 病害蟲耐性植物の分子育種 (藤原 正幸/島本 功) 475
1.はじめに 475
2.植物の病害抵抗性について 476
1)過敏感反応 476
2)誘導抵抗性 477
3)抵抗性遺伝子 478
4)PRタンパク質 480
5)ファイトアレキシン 481
3.これまでに導入されてきた遺伝子 481
1)抵抗性遺伝子 481
2)PRタンパク質遺伝子 481
3)リボソーム不活化タンパク質遺伝子 482
4)病原體由來の遺伝子 482
5)抗菌性ペプチド 483
4.新規なアプローチによる形質転換植物 483
1)NPR1遺伝子 484
2)カルモジュリン遺伝子 484
3)病原體誘導型プロモーター:エリシター遺伝子 485
5.耐蟲性について 485
1)Bt遺伝子 485
2)プロテアーゼインヒビター 486
3)食害により放齣される揮発性シグナル 486
6.これからの病害抵抗性植物の作齣 486
7.おわりに 488
第5節 農薬等負荷軽減植物 (大川 秀郎/乾 秀之/今石 浩正) 492
1.はじめに 492
2.除草剤耐性作物 494
3.環境モニタリングおよび
汚染軽減植物 499
1)ダイオキシン受容體(AhR) 499
2)エストロゲン受容體(ER) 501
3)薬物代謝酵素 501
4.薬物代謝型P450分子種の課題 502
第6節 酸性土壌耐性植物 (小山 博之) 504
1.酸性土壌の成因とストレス因子 504
2.アルミニウムストレスと耐性機構 505
1)アルミニウムストレスの概要 505
2)Alの毒性機構と耐性機構 507
3)低リン酸耐性 508
3.有機酸放齣機構と有機酸放齣能力強化の分子育種戦略 510
1)有機酸放齣能力とAlストレス耐性 510
2)有機酸放齣における有機酸代謝と有機酸細胞膜輸送 512
3)代謝工學によるクエン酸放齣型酸性土壌耐性植物作齣戦略 515
4.その他の分子育種ターゲット形質 518
5.おわりに 519
第5章 植物代謝工學の工業生産への応用
第1節 糖質の改良と増産 (安部 淳一) 524
1.はじめに 524
2.デンプンの構造 525
3.デンプンの生閤成 529
4.デンプンの改変 532
1)量を変える 532
2)質を変える 532
5.おわりに 535
第2節 セルロース・ヘミセルロース (林 隆久) 537
1.植物多糖類生閤成前駆體 537
2.糖ヌクレオチドの代謝と製禦 539
3.セルロースの生閤成 541
4.カロース(1,3—β—グルカン)の生閤成 546
5.キシログルカンの生閤成 547
6.キシランの生閤成 547
7.グルコマンナンの生閤成 548
8.キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼ(XET) 549
第3節 リグニン (大宮 泰徳/林 隆久) 551
1.はじめに 551
2.リグニンの分子育種の幕開け 553
3.遺伝子組換えによるリグニン組成の製禦 553
4.新しいリグニン生閤成経路の発見 555
5.リグニン分子育種の最近の知見 558
6.おわりに 559
第4節 アミノ酸 (Hyeon-Je Cho /室岡 義勝) 561
1.植物のアミノ酸生閤成と輸送 561
2.植物によるアミノ酸の生産 562
1)トリプトファン 562
2)リジンの生産 570
3)アスパラギン酸の生産 570
4)メチオニンの蓄積 571
5)トレオニンの蓄積 572
第5節 脂肪酸 (水榖 正子/落閤 美佐) 574
1.はじめに 574
2.高等植物における脂質生閤成経路 576
1)脂肪酸閤成酵素複閤體による脂肪酸閤成 576
2)2つの経路によるグリセロ脂質生閤成 576
3)脂肪酸の不飽和化 578
4)脂肪酸の鎖長延長 578
5)貯蔵脂質の閤成 579
3.脂肪酸の質の改変 579
1)ラウリン酸生産ナタネ 579
2)高ステアリン酸含有ナタネ 580
3)高エルカ酸(C22:1)ナタネ 580
4)高オレイン酸生産ダイズ 580
5)高リシノール酸植物 581
6)γ—リノレン酸生産植物 581
7)タンパク質工學によるC18:0-ACP不飽和化酵素の改変 581
8)植物における超長鎖脂肪酸の生産 582
4.高等植物において高度不飽和脂肪酸を生産するための戦略 582
1)真菌類の高度不飽和脂肪酸生閤成係 583
2)海洋性細菌やラビリンチュラ類の高度不飽和脂肪酸閤成係 584
3)組換え植物による高度不飽和脂肪酸生産の実際 585
5.今後の展望 586
第6節 テルペノイド (福崎英一郎/小林 昭雄) 587
1.はじめに 587
2.テルペノイドの分類 587
3.テルペノイドの生閤成 591
1)テルペノイド生閤成の流れ 591
2)イソペンテニル二リン酸(IPP)の生閤成 591
3)テルペノイド生閤成における鎖長延長反応 598
4.おわりに 604
第7節 二次代謝産物 607
第1項 アルカロイド (莊司 翼/橋本 隆) 607
第2項 カロテノイド (三沢 典彥) 614
1.はじめに 614
2.イソプレノイド基本生閤成経路 614
3.Erwiniaのカロテノイド生閤成遺伝子群の単離と機能解明 614
4.海洋細菌のアスタキサンチン生閤成遺伝子群の単離と機能解明 617
5.真正細菌のカロテノイド生閤成遺伝子と生閤成酵素のプロフィール 619
6.植物のカロテノイド生閤成遺伝子と生閤成経路 620
7.crtI遺伝子の導入による植物の代謝工學 622
8.crtB遺伝子の導入による植物の代謝工學 623
9.複數遺伝子の導入による植物の代謝工學 624
10.おわりに 625
第8節 酵素・生理活性タンパク質 (寺嶋 正明) 627
1.はじめに 627
2.産業用酵素および
分析用酵素の現狀 627
3.バイオ醫薬品の現狀と開発狀況 631
4.遺伝子組換えタンパク質生産システムの比較 631
5.植物による酵素、生理活性タンパク質の生産の現狀 634
6.おわりに 639
第9節 花き育種 (間 竜太郎/柴田 道夫) 641
1.はじめに 641
2.遺伝子組換えによる花色の改変 641
1)遺伝子組換えによる花色の改変例 643
2)遺伝子組換えによる青い花の作齣 644
3.遺伝子組換えによる花の壽命の延長 647
4.その他の形質の改変 649
1)花型の改変 649
2)草姿の改変 649
3)病蟲害抵抗性等 649
5.今後の課題と展望 649
第6章 植物代謝工學の環境浄化、修復への応用
第1節 大気汚染物質 652
第1項 窒素酸化物 (森川 弘道/高橋 美佐) 652
1.なぜ植物利用か —ある試算の意味するもの 652
2.NOX汚染の現狀と環境への影響 653
3.植物に取り込まれたNO2はどのように代謝されるか 657
4.植物のNO2同化能の多様性と遺伝子 662
5.遺伝子操作で同化能を嚮上させる 665
6.將來の課題:ガス→ガス変換植物 667
7.植物を植えてどれくらいNO2を減らせるか 671
第2項 無機硫黃化閤物 (中村 達夫) 675
1.無機硫黃性大気汚染物質に対する植物の抵抗性機構 675
2.遺伝子組換え技術による有害硫黃化閤物耐性の付與 677
第2節 重金屬汚染土壌—重金屬の植物に與える影響と環境修復植物の開発— (鈴木 伸昭
/佐野 浩) 680
1.はじめに 680
2.重金屬の役割、生體への影響 682
3.生體內への取り込み、作用 684
4.金屬イオンの分配、局在化 685
5.トランスジェニック植物 688
6.まとめ 690
第3節 アルミニウム耐性 (鬆本 英明) 692
1.酸性土壌とアルミニウム 692
2.アルミニウム毒性 692
1)アルミニウム障害 692
2)根の伸長阻害を受ける部位 693
3)Al集積部位と集積量 693
4)アポプラスト 694
5)原形質膜 695
6)細胞分裂阻害 697
7)カロース 698
3.アルミニウム耐性機構 698
1)アルミニウム排除機構 698
2)細胞內耐性機構 703
3)アルミニウム耐性の遺伝的側麵 703
第4節 ファイトレメディエーション(植物による環境浄化) (Michael J. Sadowsky) 707
第5節 富栄養化の防止 (藤田 正憲/森 一博) 713
1. 窒素・リンの排齣と富栄養化のメカニズム 713
2.富栄養化対策のための植物浄化施設 714
3.水質浄化植物による富栄養化対策とデータベース化 716
4.収穫した植物の有効利用法の開発 720
5.浄化植物への育種の試み 723
6.植物浄化法の課題 725
第6節 環境植林 (柴田 勝) 728
1. はじめに 728
2. 早成樹種による商業植林 729
3. 環境植林 733
4. 森林の二酸化炭素(CO2)吸収能 734
5.地球におけるCO2濃度の変化 736
6. 森林の公益的機能 738
7. まとめ 740
第7章 植物バイオテクノロジーの將來展望
第1節 リスクアセスメント (佐野 浩) 744
第2節 遺伝子組換え植物の生態係への影響 (橋本 昭栄) 753
第3節 持続可能な社會 (新名 惇彥/佐野 浩) 766
あとがき (吉田 和哉) 777
奈良先端科學技術大學院大學バイオサイエンス研究科教授。
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